伸縮管継手とは 伸縮管継手の特徴をご紹介します。
伸縮管継手とは
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伸縮管継手の必要性
配管ライン内の熱膨張は、流体の温度変化により発生します。熱膨張により発生した伸びは、配管ラインで吸収されない限り、配管を破損させる恐れがあります。 この熱膨張による伸縮を伸縮管継手は吸収し管路を守ります。また、地震や不等沈下による異常な変位により、配管が破損する可能性があります。 このような損傷を防ぐために、適切に伸縮管継手を取り付ける必要性があります。
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伸縮管継手の機能
ベローズは、軸方向の動き、横方向のたわみ、および角回転の変位を吸収するための金属部品です。
ねじれはベローズには適用されません。
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軸方向変位
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軸直角方向変位
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角度変位
ベローズについてのお話
伸縮管継手の心臓部であるベローズについてのお話です。
皆さんの身近にあるストローのジャバラ部分(曲がる部分)をイメージしてみてください。
容易に曲げたり伸び縮みさせることができますし、曲げてもストローは潰れずそのまま飲むことができます。
私たちは金属でこの曲げたり伸び縮みさせることができるベローズという製品を専門的につくっているメーカーです。
また、スプーンを手で曲げてみたことはありますか?何度も繰返し曲げれば疲労していつかは割れてしまいます。
何度目に割れるか?私たちはベローズをつくり、何度曲げ伸ばしを繰り返すことができるのかを日々考えています。
熱い流体が配管内を流れると、配管は熱膨張を起こし伸びる方向に変形します。
また、地震等で配管が揺れて変形します。これらの配管の変形を吸収するためベローズが必要とされます。
私たちの作るベローズは金属製の管をジャバラ状に成型し、流体の流れを妨げることなく配管を守り、
いろいろな場所で使用され、見えないところで社会インフラに貢献しております。