弊社は伸縮管継手という配管の一部品を製造するメーカーですが、その種類や仕様は様々あり、手で持てる小さいものから、陸送が出来ない大型なものまで一から設計し、製造販売を行っている会社です。
私の所属する営業部の主な業務内容としては、顧客からの電話やメールの対応、製品の設計に必要な仕様の打合せ、見積作成や価格交渉、製作や検査のスケジュール調整などがあります。
時には実際に製品が設置されている現場に行き、自分の目で製品の状況や問題点の有無などを確認した上で適切な製品の提案をするなど、顧客との窓口業務全般を営業部で行なっています。

ものづくりの過程を設計から出荷まで全て関わって見ることができるので、一個一個の製品に思い入れがあり、完成した時の達成感は自社完結のメーカーでなければ感じられなかったかと思います。
また、緊急対応でプラントの運転に関わる様な重大な事案を依頼されることもあります。この場合、社内だけでは解決できるものではなく客先とも一体となって協力する必要があり、お互いギリギリの選択や行動が要求される様な状況もありました。無事に完了まで辿り着き、客先から多くの感謝の言葉を頂いたときは、この仕事をしていて良かったなと感じました。

多様化の時代となり、顧客から求められることも多くなっています。その中でも何事もスピード感を持って対応していくことで、仕様調整に必要な時間やリードタイムを確保し、最終的に品質や顧客満足度の向上に繋げていく事が今の目標です。
又、人材についても、実務の効率化により一人で扱える仕事量も増え、少人数での業務が可能になった反面、働き方改革や危機管理対策として、常にバックアップが出来る体制づくりが重要となります。
人員のマルチスキル化が必須となるので、日常から部署にとらわれない指導やコミュニケーションができる職場環境作りに取組みたいと思います。